2018年3月2日滋賀・滋賀県立文化産業交流会館大会。
オカダ・カズチカ選手のバックステージコメントをご紹介します。
オカダ「まあ、相手は、大田区の46周年旗揚げ記念興行の相手は味方にいましたんで、まあこうやって足元をすくわれたというか、予想外のフィニッシュになりましたけども、ああやってオスプレイが調子いいみたいだと、大田区も期待できるんじゃないかなと。
勝つのは……もうこっちは、もういいっていうぐらい勝ってるんでね、みんなも負けるトコを見たいし、それがジュニアだろうがヘビーだろうが関係なく、勝てるヤツは俺に勝てばいいんじゃないかなと思います。
まあ、ホントに、あれだけのことをされても、何を言われようとも、オスプレイはホントに俺の弟のような感じだし、ま、兄弟ゲンカといって、お兄ちゃんの威厳をしっかり世間に見せつけたらと思います」
引用:新日本プロレス公式サイト
最近、オカダのコメントに覇気が感じられない。
過去のオカダのコメントには自信が溢れていました。
例えば、こちらのコメント、2013年IWGPヘビー級選手権試合オカダ・カズチカ vs プリンス・デヴィットの調印式。
オカダ「そうですね、お金は充分に稼がせてもらってるんですけど。後楽園で外道さんが(IWGPジュニアヘビー級王座に)挑戦して負けたので、その仇を何十倍、何百倍にして返します」
「印象……まあ、ジュニアでトップをはってたっていうだけじゃないですかね? ヘビーは外道さんじゃないですけど、レベルが違うってことが秋田でわかるんじゃないかと思います。」
引用:新日本プロレス公式
もう5年も前になるので、そりゃ変わるでしょうって話なんですが。
しかし、それだけではない気がするんです。
僕が思うこと・・・それは、
オカダ・カズチカは勝ち続けることに疲れてしまった
ということです。
今のオカダが少しつらそうに見えるのは僕だけでしょうか。
オカダの過去の防衛回数を見ていきます。
2012年2月12日(日):〇オカダ・カズチカ vs 棚橋弘至
- 2012年3月4日(日):オカダ・カズチカ vs 内藤哲也
- 2012年5月3日(木):オカダ・カズチカ vs 後藤洋央紀
2013年4月7日(日):〇オカダ・カズチカ vs 棚橋弘至
- 2013年5月3日(金):オカダ・カズチカ vs 鈴木みのる
- 2013年6月22日(土):オカダ・カズチカ vs 真壁刀義
- 2013年7月20日(土):オカダ・カズチカ vs プリンス・デヴィット
- 2013年9月29日(日):オカダ・カズチカ vs 小島聡
- 2013年10月14日(月):オカダ・カズチカ vs 棚橋弘至
- 2013年11月9日(土):オカダ・カズチカ vs カール・アンダーソン
- 2014年1月4日(土):オカダ・カズチカ vs 内藤哲也
- 2014年2月11日(火):オカダ・カズチカ vs 後藤洋央紀
2015年7月5日(日):〇オカダ・カズチカ vs AJスタイルズ
- 2015年10月12日(月):オカダ・カズチカ vs AJスタイルズ
- 2016年1月4日(月):オカダ・カズチカ vs 棚橋弘至
- 2016年2月11日(木):オカダ・カズチカ vs 後藤洋央紀
2016年6月19日(日):〇オカダ・カズチカ vs 内藤哲也
- 2016年10月10日(月):オカダ・カズチカ vs 丸藤直道
- 2017年1月4日(水):オカダ・カズチカ vs ケニー・オメガ
- 2017年2月5日(日):オカダ・カズチカ vs 鈴木みのる
- 2017年4月9日(日):オカダ・カズチカ vs 柴田勝頼
- 2017年5月3日(水):オカダ・カズチカ vs バッドラック・ファレ
- 2017年6月11日(日):オカダ・カズチカ vs ケニー・オメガ
- 2017年7月1日(土):オカダ・カズチカ vs Cody
- 2017年10月9日(月):オカダ・カズチカ vs EVIL
- 2018年1月4日(木):オカダ・カズチカ vs 内藤哲也
- 2018年2月10日(土):オカダ・カズチカ vs SANADA
IWGPの最多防衛回数は棚橋弘至選手の28回、そして現在オカダは23回というところまできています。
棚橋の防衛していた時代から見て、今は人気選手が乱立している。
そこからしても、もう十分すぎるほどオカダは王者として君臨し続けたと思います。
僕が思うに新日本プロレスって常に新しくあり続けなければいけないというか、あまりマンネリは受け入れられないという雰囲気。
だからロスインゴやゴールデン☆ラヴァーズ復活なんかも良い刺激になっていますよね。
それに比べていつまでも変わらない王座戦線。
最初の頃こそ、新しい王者誕生に沸きましたが、もうレインメーカーが誕生して5年以上になります。
その間ほとんど、オカダが王者だったと言っても過言ではありません。
さすがにもういいだろう、というのがファンとしての気持ち。
オカダ・カズチカが嫌いというわけではありません。新日本プロレスのことを考えればこそ、今の現状では満足できない、新しくあらなければ、みたいな意思のようなものがあるように感じられるんです。
オカダもわかっているからこそ、王座から早く降りたいのではないでしょうか。

だから”焦っている”ように見えてしまいます。ファンも何となく気付いていて、応援しきれない・・・
新日本プロレスをここまでのし上げたのは間違いなく、オカダ・カズチカです。今やレインメーカーは新日本プロレスの象徴的存在になりました。
しかし、別に王者であり続ける必要はないでしょう、それ以外にもできることならいくらでもあるはず。これからもオカダにはずっとトップ選手でいて欲しいだけに、新日本プロレス側にはオカダの扱いを間違えないでもらいたいです。
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