普段プロレスラーたちが戦っているリングは
レスラーの体重が落ちてきても壊れないように
作られています。
トップロープから落とされることもあるので
相当な衝撃がかかることもあるでしょう。
どれだけ頑丈に作られているか気になりますね。
今回は、プロレスラーが戦っても耐えられる
リングの凄さについて迫ってみたいと思います。
リングの基本構造
プロレスのリングは基本的に四角形です。
この形は1900年前後に生まれたといわれています。
日本では、プロレスのリングのサイズは一辺が6~6.4m
とされていいて、アメリカのサイズより大きいようです。
・コーナーポスト
それぞれの角に据えられた鉄柱。
これがリングを支える柱となる。
・ロープ
プロレスにおいては三本が決まりになっている。
これはレスラーがリング外でも戦うことが多く、
出入りがしやすいなどの理由があるため。
・マット
まず厚さ4~5㎝の木の板をしきつめます。
その上にゴム製のシートをしき、
さらにその上にはフェルトがしかれ、これらが
選手や床を守っています。
最後にキャンバスがきっちりとしかれて完成します。
ロープは鋼鉄のワイヤー!?
よく選手が振られたりして
体重を乗せているロープですが、
その構造がすごかったんです。

と言うのも、プロレス用のロープというのは
ワイヤーロープにゴムをかぶせているだけなんです。

ワイヤーって道路の柵とか電柱の支えになってたり
しますから相当硬いはずです。
新人レスラーはロープワークの練習をした後
に ができるそうです。
とても素人には耐えられるものではありませんね。
プロレスラーがあんなに激しく動いても
平気なのは、日々のトレーニングから
ワイヤーにも負けない強靭な身体を作っている
からなんです。
プロレスラーの凄さを改めて感じます・・・
ちなみに海外のロープは日本とは違い、
麻や木綿などが使われている団体もあるそうです。
四角形だけじゃない?六角形もあった
四角形ばかりだと思われますが、
アメリカのTNAという団体は六角形のリングを
使うこともあります。

この形のリングは日本にも存在していたことがあります。
闘龍門2000プロジェクトという団体では六角形のリングが
使われていましたが、
この団体は2003年に解散していました。
まとめ
今回はリングの簡単な構造、ロープは
ワイヤーで出来ていることを解説しました。
普段何気なく観ているロープワークで、
プロレスラーがどれほど鍛えられているかが
わかると思います。
マットもレスラーが落ちてきた衝撃に耐えられるように
いろいろと工夫されているんですね。
凄い投げ技とかありますからねー。
体重の重い選手とかが普通に飛ぶこともあって
びっくりしますよ。
今度プロレスを観に行く際には、レスラーの
ロープワークひとつだったり、
リング自体に注目して観るのもいいかもしれませんね。
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