新日本プロレスが主催する最大級の大会。
それが『G1 CLIMAX』です。
プロレス初心者の方は
どんな大会なのかわからないと思います。
なので、今日はこの大会について
解説していきますね。
■目次
この名称は「競馬」が元になっている?

昔は新日本プロレスのレスラーとして活躍され、
社長も経験し、今は相談役の坂口征二さんがこの名称を付けました。
坂口さんは競馬ファンとしても知られていて、
競馬の最高格付けの競走、「GⅠレース」から取られています。
G1の開催時期は毎年の夏?
開催時期が夏という所から、「真夏の祭典」と呼ばれています。
この大会が最初に開催されたのは1991年です。
8月7日 ~ 11日にかけて行われました。
この時は全8選手が参戦していて、
長州力選手や藤波辰爾選手、
若き日の武藤敬司選手や蝶野正洋選手もいました。
最初の頃こそ日程や選手数もわずかでしたが、
近年は7月中旬から8月中旬に渡る約4週間に伸び、
選手数は20人も参戦するほど大きな大会へと成長したので、
”プロレス界で最も長く過酷なリーグ戦”と言われることもあります。
参戦選手の階級は?
特に制限は無く、ヘビー級からジュニアヘビー級まで
幅広い選手が参戦しています。
新日本プロレスのみならず、他団体の選手が
参戦してくることもあります。
G1はリーグ戦?トーナメント戦?
G1の大会形式は、その年で変わっていたようです。
●1992年、1993年、1997年、1998年はトーナメント方式。
●1995年、2000年~2007年、2009年はリーグ方式でAブロック、
Bブロックに分かれて、それぞれの上位2選手同士が決勝トーナメントを行いました。
●1991年、1994年、1996年、1999年、2008年、2010年~は通常のリーグ方式で
Aブロック、Bブロックの1位同士が試合をして優勝者を決めます。
現在は通常のリーグ方式が主流になっています。
G1の歴代優勝者
過酷な闘いを勝ち抜いた優勝者には
優勝旗、トロフィー、表彰状そして賞金1000万円が
授与されます。
さらに副賞にはIWGPヘビー級王座への挑戦権が与えられ、
王者になるチャンスがやってきます。
では、ここからG1の歴代覇者をご紹介していきます。
蝶野正洋
優勝回数最多:5回
第1回 1991年 8月7日~11日
第2回 1992年 8月6日~11日
第4回 1994年 8月3日~7日
第12回 2002年 8月3日~11日
第15回 2005年 8月4日~14日
藤波辰爾
優勝回数:1回
第3回 1993年 8月2日~8日
武藤敬司
優勝回数:1回
第5回 1995年 8月11日~15日
長州力
優勝回数:1回
第6回 1996年 8月2日~6日
橋本真也
優勝回数:1回
第8回 1998年 7月31日~8月2日
佐々木健介
優勝回数:2回
第7回 1997年 8月1日~3日
第10回 2000年 8月7日~13日
中西学
優勝回数:1回
第9回 1999年 8月10日~15日
永田裕志
優勝回数:1回
第11回 2001年 8月4日~12日
天山広吉
優勝回数:3回
第13回 2003年 8月10日~17日
第14回 2004年 8月7日~15日
第16回 2006年 8月6日~14日
棚橋弘至
優勝回数:2回
第17回 2007年 8月5日~12日
第25回 2015年 7月20日~8月16日
後藤洋央紀
優勝回数:1回
第18回 2008年 8月9日~17日
真壁刀義
優勝回数:1回
第19回 2009年 8月7日~16日
小島聡
優勝回数:1回
第20回 2010年 8月6日~15日
中邑真輔
優勝回数:1回
第21回 2011年 8月1日~14日
オカダ・カズチカ
優勝回数:2回
第22回 2012年 8月1日~12日
第24回 2014年 7月21日~8月10日
内藤哲也
優勝回数:2回
第23回 2013年 8月1日~11日
第27回 2017年 7月17日~8月13日
ケニー・オメガ
優勝回数:1回
第26回 2016年 7月18日~8月14日
まとめ
G1 CLIMAXは夏にだけ行われる
大規模な大会です。
今回はG1についての解説をさせていただきました。
真夏の祭典の優勝者にはその年の主役になるチャンスが
与えられることになります。
毎年の夏はこの大会に注目が集まるので
これを機に知った方も是非、見て下さい。
それでは!
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